ゆるふわ編集室


ちょっと書留。

「頭痛」の呼称におけるひとつの提案。

「頭痛』。もう痛そうだ。「ずつー」としても、眉間にシワが寄る。人の頭痛を見るのも痛い。眉間にシワが寄り、口がへの字になってしまう。
 日本語の読みがいけないのではないか。
 英語ではどうか。「headache」:「頭 head + 痛み ache」だそうだ。結局、頭が痛い。「ヘディック」、「ヘッドエイク」。傷が拡がった気がする。特に、最後の「ク」が痛い。

 キリスト教では、よい知らせのことを福音(ふくいん)と言う。
 頭痛のことを福音としてみたら、どうであろうか。
 「やっべ、すごい福音きた・・・」
 大宗教家があちこちで生まれてしまう。

 福音は、英語で、「Gospel」でgood spellとかからきているそうだ。もう一つ英語で福音を示す語がある。
 「Evangelion」である。
 ギリシャ語由来の「Evangelion」。ギリシャ語由来なので「v」を「ウ」と発音し「エウアンゲリオン」と発音する。
 ギリシャ語では、Ευαγγέλιον、euangelionだ。
 eu(良い) + augelion(知らせ) が「Evangelion」だ。
 なんか、これ、よさそうではないか。
 日本における「Evangelion」は「エヴァンゲリオン」としてもう今や「エヴァ」だ。使徒だ。シンジの葛藤だ。ゲンドウの苦悩だ。

 「やっべ、すごいエヴァきた・・・」
 「エヴァ来襲中」
 「エヴァがひどい」

 いろんな意味、複雑さや、痛さ、どうしようもならなさを含めることができる。ただし「エヴァ見たらエヴァになった」となってしまう可能性がある。

6月 24th, 2021 投稿者名:satton
Topic: 書留 Tags: None

≡ Leave a Reply